お昼ご飯を持って桂君と屋上へと急いで向かう。 屋上には誰もいなかった。季節は秋から冬に変わりつつある。もう肌寒い。冷たい風が頬をなでる。 「さっちゃん。もっかい聞くけど…そんなに川野のこと好きなん?」 その質問に、僕は恥ずかしい気持ちでいっぱいになるも、目の前の桂君は笑いもせず、ただじっと僕の目を... 続きをみる
高校生のブログ記事
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「・・・・ん?」 1番に目に飛び込んできたのは見慣れない真っ白の天井に、薬品の臭いが鼻をおおう。 僕はなぜか布団の中にいた。 なんだったかな・・・・と考えたが、すぐに記憶がよみがえり身体が震えだした。 人に襲われる恐怖。 (なんで僕があんな目に・・・・しかも相手は男・・・・僕も男だよ?) 「高月!... 続きをみる