お昼ご飯を持って桂君と屋上へと急いで向かう。 屋上には誰もいなかった。季節は秋から冬に変わりつつある。もう肌寒い。冷たい風が頬をなでる。 「さっちゃん。もっかい聞くけど…そんなに川野のこと好きなん?」 その質問に、僕は恥ずかしい気持ちでいっぱいになるも、目の前の桂君は笑いもせず、ただじっと僕の目を... 続きをみる
お昼ご飯を持って桂君と屋上へと急いで向かう。 屋上には誰もいなかった。季節は秋から冬に変わりつつある。もう肌寒い。冷たい風が頬をなでる。 「さっちゃん。もっかい聞くけど…そんなに川野のこと好きなん?」 その質問に、僕は恥ずかしい気持ちでいっぱいになるも、目の前の桂君は笑いもせず、ただじっと僕の目を... 続きをみる